まよキン3階目レポ

2年のまよキンGMです。3階目も一応罠解説やGMの思惑なんかを含めて書いてみます。
参加できなかった人も「あぁこんな感じだったのか」とか思ってくれると良いです。
ちなみに3階目って誤字だけど凄いまよキンっぽい!気に行ったからこのまま!


クーラーも扇風機もない百万迷宮での夏の涼み方と言えば怖い話。
リアルな怖い話を求め、ランドメイカーたちは何か出そうな古城へと旅立った。

道中で何故か王国に戻ってしまったり星の欠片がぶっ壊れたりしたけど、まぁよくあること。


最初の部屋、2C[玄関]
前衛:死にぞこない*3、蚊の王*2
後衛:影人*3
死にぞこないや蚊の王が[すりぬけ][飛行]を駆使してとにかく進み、影人が[かばう]で無理やり敵本陣を目指す構成。
影人は[影喰らい]で攻撃が当たると相手の気力減少させるので、神官フルボッコだぜヒャッハァー!のつもりが……。
大臣の[抗魔式]とか聞いてないです>< [かばう]が使用不可で戦略崩壊しました。
ここで通路が3つ登場するが、1つは鍵がかかってるので通れない。これは罠ではなくイベントなので、宮廷には全ての部屋へ回ってもらうことに。


どっちに進んだから覚えてないから右上へ。3B[台所]
ランドメイカーたちがその部屋に入ると、そこは台所だった。様々な調理器具や食材がテーブルに並べてある。
どう見ても台所である。そこは問題ない。問題なのは、野菜やら魚やら卵やらに目が付いていて、こっちを睨みつけているということだ。

前衛:キンギョ*6
後衛:血を吸う野菜*2、腐った卵*2
本陣:イカロス*2
またもや大臣によりキンギョの[かばう]が消される。ランダムエンカウントにも登場するくらいの代表コンボなのにー。
野菜は[魅了]、卵は[困惑]で嫌がらせの予定だったが、ろくに出番もなくすぐ死んだ。無念。
ちなみに腐った卵にはT:感染。攻撃した国王に発動。バステをランダムで喰らわせてそれが感染するという割と迷惑な罠だが、今回は肥満というショボイ結果。
処理も面倒なので適当な才覚判定で解除させました。本来は発動後は解除できないので気をつけよう。


3A[拷問部屋]
名前の通りの部屋。台所の次が拷問部屋ってどんなセンスだよこの城。肉料理出ても不安で食えないよ。
さておき、数々の拷問器具が回りに置いてあり、死体が一つ落ちている。
この死体にはT:恐怖を設置。グロい死体(目玉抉られてそれを手に握らされてた)に付けられる。判定に失敗すると気力減少。
あとイベントアイテムの鍵も死体に握らせておいた。
ちなみに、処刑人の騎士が「拷問器具調べますね^^」と言っていたが、あの手の物には[断頭台]というデストラップが仕掛けられてる可能性もあるので気をつけよう。
もっとも、罠一つの情報で恐怖が見つかってたから今回は油断して大丈夫なんだけどね。


大転位で戻って左上へ。1B[長い通路]
本当にただの長い通路。ぶっちゃけアイデアが思いつかなかった空き部屋。
次の部屋が宝物庫なので申し訳程度にT;鍵Lv1を設置しておいた。


1-A[宝物庫]
よく分からない絵や石像が置いてある中、宝箱がA,B,Cの3つ見つかる。
Aの中には生き金貨が入っていて、戦闘が始まる。T:ブレーメンでモンスター0の情報を与えといたので意表をつけたと思ってる。
前衛:ゴーレム*2
後衛:生き金貨*2ハニワ*3
ハニワは死霊モンスターを強化するが、ぶっちゃけ勘違いしていて今回呪物モンスターしか出してなかった。
生き金貨にはT:騒霊を仕込んでいて、攻撃した瞬間発動。全員の持ち物からランダムに選び、武具アイテム1つにつき魔剣が1体出る。
しかもそのアイテムは戦闘中使えなくなるので全員フルボッコだぜヒャッハァー!と思ってたが。
お守り止めろよ!それGM泣かせなんだぞ畜生!
騒霊は消えてしまいましたとさ。(まよキンにおいてGMが嫌がることというのは大抵良いことなので、まぁそういうことなんだけどね)
戦闘後には金貨の下から鍵を発見。
BにはT:ビックリ箱。ランダムにバステ一つ。
Cはランダムでコモンアイテム一つ。


再び大転位で戻って上へ。2B[中庭]
普通の中庭。虫が飛んでたりするが、脅威になるほどじゃない。
ここにはT:首吊りの木。発見で発動なのでGMがざまぁwwwとか言える罠。判定に失敗した人は配下が減少する。
ここで騎士がライバルの効果で忍者の[忍軍]を使い罠を無効化。
残されたのは木にぶら下がった一人の兵士と、キンギョだけだった。
だからどうやってキンギョが首吊るんだよ……。


最後の部屋、2A[王の部屋]
ここでGMが気づいたが、こいつら陣形戻してねぇwwwうはwwww
ということで余裕綽綽で油断しながら部屋に入った宮廷は、マヨネーズキングとその部下っぽい連中に会う。
「何の理由でこの城を荒らす」「怖い話を求めて……」「そんなふざけたことが理由か!」の流れで戦闘へ。
本来奇襲なんだから会話なんて発生させない方がそれっぽいんだけど、俺が会話したかったから、まぁその。
前衛:死にぞこない3、前葉体*5
後衛:前葉体*5
本陣:首無し騎士2、英霊、マヨキン、蚊の王
この戦闘は色々と反省。最初の奇襲に俺が攻撃方法考えて時間がかかったり、前葉体は堅実だから仲間を攻撃できないのに死にぞこない殴ったり。
今後は出来る限りミスはなくしていきます。
んで戦闘。英霊が[首斬り]で瞬殺俺涙目。色々考えてきたのにー。
そして首無し騎士が普通に強い。前葉体は[増殖]が抗魔式で消されて役立たず。死にぞこないは、まぁ普通。
マヨキンと蚊の王は回避17+[策士]の作戦判定用。
この戦闘は結構宮廷を苦しめることが出来たと思います。やっぱ奇襲も大きかったね。
あと何度も言いますが、まよキンは致命傷表振ってからが本番です。神官やポーションのある限りは「お前らが死にぞこないだろ」ってくらい復活します。
というわけで窮地に陥っても諦めないように。なんだかんだ言って大抵PLの方が強いです。


最後に剥ぎ取って(ルールブックに「降参した相手からも剥ぎ取れる」って書いてあったんで次からはちゃんと剥げます)キャンプして大転位で帰還。
大通りへと帰還した宮廷たちは、その場で今あった怖い話を披露し始めた。
旅立ったはずがいつの間にか王国に戻ってきている。死体の手から目玉がこぼれる。大きな木には死体が吊り下がる――。
気づけば民同士でも怪談話が始まり、皆背筋を寒くしながら、迷宮の夏は過ぎていくのだった。


大体こんな感じだった気がする。
反省点として、モンスターカードを出すのに手間取った点。その辺も改善しておきます。
次のセッションは騎士の使命解決シナリオ。拠点ルールを採用して、今後も皆が苦しむように努力していきます。