サタスペ どつきたい背中〜後編〜
前回(サタスペ どつきたい背中〜前編〜 - 静岡大学浜松キャンパスゲーム研究会log)の続きです。
書くのはもういうまでもありませんが、いつもの人です。
んでは続きー。
全体的な流れpart2
そんなこんなで残るは電波さん１人。
とりあえず何か宗教起こしていることはわかりました。
とはいえ何度か街角で勧誘しているのを見たものの、
電波さん本人は見つかりません。
強いてあげればパンフレットに支部の位置が書かれていたくらい。
考えた末、「虎穴に入らなければ虎児を得ず」ということで
支部に潜入してみることになりました。
面子は布都さんと則大さん。
…大丈夫なんでしょうか？
開始早々怪しげな挨拶をかましてくる受付信者。
ええ、DDも元気良く言いましたよ？
PLも元気良く返事してくれました。
…冷静になって思い返すとアレですが、まぁ気にしない方針で。
この団体、現在規模拡大中だったので潜入自体はあっさり成功しました。
怪しげな講義を聞かされたり、怪しげな飲み物（薬入り）を飲まされそうになったり、
怪しげな修行をさせられそうになったりと愉快な時間を過ごします。
講義はともかく、他の事はさすがに回避していました。
（則大「…（水）飲む振りして床に捨てる」
布都「（修行を前に）この素晴らしい教えを広めるため、友人を連れてきたいんですが！」）
その甲斐あって、近々に教祖様＝電波さんが来ることがわかりました。
DD 「これで［山田家］の依頼も達成できるね」
布都 「あ、忘れてた」
…おい。
さて、教祖様の来訪にたいして、PCたちがとった作戦は？
則大 「来た所を誘拐するか」
マイク「それでいいっすよ」
雪野 「じゃ、私狙撃する！」
ユーリ「俺もたまには外出るか…」
彼らはPC側でありGM、DD側ではありません。
とりあえずポジションについて待っていると、向こうから来るは黒塗りのベンツ。
敵は教祖以外に確認できるだけで５人、
支部とはいえ信者たちの前なので瞬殺手早く済まさせねばなりません。
ざっぱーにどんな感じだったかというと。
フラストレーションと待っていたらしい布都さんと雪野さんが
ものすごい勢いで護衛を殺して、もとい片付けていきました。
布都さんは『ハメ技（防御力ほぼ無視）』で１０点のダメージを当て、
雪野さんはアサルトライフルで必殺（クリティカルみたいなもの）を連発。
こっちも銃を撃ったり『鉄壁』で守ったり
数に任せて銃弾のシャワーを浴びせたりしたのですが、
いかんせん戦闘力の差がありすぎました。
教祖様は何とか教団支部に逃げ込もうとするも、
則大さんとマイクさんに邪魔されて行けず。
シャワーを浴びせていた連中も雪野さんに片っ端から撃ち落とされ。
最後は布都さんからの脳天唐竹割りを食らって沈みました。
ユーリさん？他人の振りしてひたすら『目利き』でしたよ。
思わず夢想したシーン。
何が起きたかわからなかった。
最初に気が付いたのは、同士のひとりが倒れたこと。
それがまさか頭を撃ち抜かれていると誰が予測できるだろう？
直後に、同士のひとりが倒れた。
こちらの理由は明白だ。
目の前にいる覆面女子高生に木刀で一太刀のもとに殴り殺された。
何の冗談だろう？
しかし現実としてその女子高生は嬉々として同士を倒して、斃して、殺して行く。
同士たちが上から銃撃をしているが、それはほとんど当たらない。
当たり前だ、少し前までは銃どころか拳すら握ったことがない連中がほとんどなのだから。
その銃撃も少しづつ少なくなっていく。
こちらの連射する銃声とは違う、１つ１つの高い銃声のたびに少なくなって行く。
今、ビルの上から落ちてきた同士のこめかみに赤い点があった。
かくいう自分ももう少しでその生涯を終えるだろう。
目の前で女子高生が、血まみれの木刀を手に向かってきている。
その木刀が、いつの間にか首に突き立てられていた。
最後にその女と目が合う。
既に、彼女は次の獲物を探していた。
…うん、忘れてください。
教祖を倒したら後は用がありません。
教祖を車の中に蹴り飛ばし、
そのままベンツをかっぱらって逃走。
途中パトカーに追いかけられます。
援軍が来たり事故りそうになったりしましたが、
マイクさんが頑張り無事に逃げ切れました。
そう＜精神＞が高いわけでもないのに、
着々と『走り屋』の道を歩むマイクさん、頑張ってください。
逃走が終われば後は事後処理です。
教祖改め電波さんを病院に引き取らせ、
頭がいなくなってうろたえている信者どもを扇動説得。
PCのハッタリいわく、
「教祖様はしばらくお出かけになられるそうだ！」
「戻るまでは普段どおりの生活を送り、英気を養えとのこと！」
…根本的なところは解決していない気がしないでもないですが、
まぁよしとしましょう。
［山田家］の若い連中も戻ってきてミッションコンプリートです。
今回のDD的イメージ
布都 ：『キジルシ』。『殺し屋』でもいいんですが、まぁこれで。
則大 ：『殺し屋』。『仁義なき戦い』とか、もう、アレです。
マイク：『走り屋』。いつもどおり渋い役をこなしていました。
ユキノ：『殺し屋』。今回は文句なしにこれでしょう。
ユーリ：『色事師』。いや、『情報屋』でもいいんですけれどね。
実際の結果
布都 ：『親分』
則大 ：『殺し屋』
マイク：『走り屋』
ユキノ：『殺し屋』＆MVP
ユーリ：『色事師』
総評と反省
今回は結構うまくいったのでは？と自画自賛してみたり。
全員にそこそこ見せ場があり、
変な風に詰まることもありませんでした。
ただ、いくつか反省点もあります。
- 時間が長すぎた
- 実は２日かけてやってるんですよね。そこらへんうまく調節したいですね。
- 敵が弱い。
- ツーとちょっと違いますか。ともかく、緊張感が微妙に薄い気がします。もう少し厳しくしていいかもしれません。
こんなところでしょうか。
と、いうわけで第４回サタスペリプレイを終わらせていただきます。
なぁなぁなDDのもとで遊んでくれたPL達、そしてこの駄文を読んでくれている貴方、
ありがとうございました。
特に前回の分から読んでくれた人、お疲れ様でした。
次回はいよいよこのシリーズの最終回にしようと思います。
ラストなのでパーティー全滅させる勢いで敵作ります。
PLとPCは覚悟しておいてください。
敵は………です。
といったところで筆を置かせて頂きます。
ありがとうございました。
…あ、NW2nd、期待していますよ雪野さんの中の人。
その前に残念会はいつですか則大さんの中の人。
