GURPS 百鬼夜翔 兎と人形の狂気は踊る

 5月の3、4、5日はTRPGやります!静大生で興味ある方は是非。


 というわけで、お久しぶりって程でもないですね、GMです。最近私しか書いていないような気がします。このままいけばサークル活動記が私の日記に!…ま、いいか。
 前回はこちらです。では、今回のセッションですよ。



 4/27 兎と人形の狂気は踊る


 メンバー

  • 上村・衛知
    • PLはベルトマーの中の人。
    • 透明人間な私立探偵。調査、戦闘両面で地味に活躍。
    • 成長はせず。『風切』の威力を伸ばすのでしょう。
  • 木場・新名
    • PLはカシスの中の人。
    • 人狼な高校生。運の巡り会わせかいまいち力を発揮できず。
    • <空手><調理>のLvを上げました。武道家兼ウェイトレスとして奮闘中。
  • 高間・かな
    • PLはてんちょ〜。
    • 女郎蜘蛛な助教授。よくも悪くも、たまに暴走します。
    • 『魅了』の妖術の威力を上げました。便利屋街道邁進中。
  • 氷室・ユキ
    • PLはジーニアスの中の人。
    • 雪女な大学生。相も変わらず大砲。
    • 成長はなし。『冷凍ブレス』の威力を伸ばs…ひぃ。
  • 森崎・紅珠
    • PLはぶちょ〜。
    • 白狐な調理師見習い。貧乏キャラが板についてきました。
    • 『幻覚』の精度を上げ、<忍び>を鍛え、<接客>を習得。色々大変ですね!
  • GM
    • についてはどうでもいいですね。
    • 注射打ってきました。久しぶりにやったら結構痛い…


 導入

 皆が喫茶店でのんべんだらりとニュースを見ていると、連続切り裂き魔の事件が流れました。場所はこのすぐ近く。さすがに危険だよね、と氷室が暇そうな森崎と上村を引き連れて現場を見に行って見ることにしました。

 木場が学校に行くと、陸上部に所属する友人が学校を休んでいます。冬でも半そでの彼女が休むなんて珍しい、と見舞いに行くことに。当然のようにベルを連打していると、中から彼女の声がします。風邪じゃないのか、と思って
「とりあえず入るぴょん」
「…ごめん、もう1回」
 家に上がるとバニースーツを着て語尾にぴょんをつけているという、変わり果てた友人の姿があったのでした……

 …高間、いい加減笑いを収めなさい。


 本編

 しっかり友人をからかいたおしつつ、一応怪事件として調査することにした木場。バニースーツは脱げない(精神的な意味で)ので、このままでは彼女は痴jyバニーさんとして一生を過ごさねばなりません。と、いうわけで喫茶店に話を持ち込む木場。残っていた高間が話を聞きます。
「ちょっ、すっごい面白い!見たい、見たい!!」
 …そんなにはしゃぐな。

 一方氷室たちはパトロール中の警官からこっそり聞き出して、切り裂き魔は夜中に出現していると知ります。とりあえず寝だめして、夜にパトロールしてみることにしました。喫茶店に戻ります。

 喫茶店での協議の結果、昼はコスプレ事件を、夜はパトロールをすることに。氷室はコスプレ事件には脅威を感じなかったのか、昼は眠ることに。他の面子(特に貧乏な森崎)は土日だろうとバイトがあるので、気合でいくそうです。
 森崎の先輩(20代後半)がチャイナドレスになったり、氷室の友人がドジっ娘メイドになったり、高間が警官に『魅了』をかけようとして失敗したり、木場が見舞いと称して友人(バニー)ににんじんを持って行ったりしながら調査は進みます。

 わかったのは、

  • 切り裂き魔は女性?である
  • 切り裂き魔は駅前をうろついている
  • コスプレする前に男?に出会った
  • 男?に会ったのは昼〜夕方、本屋やデパート内で会った
  • コスプレ事件は複数犯らしい

ということです。どうやら2グループ居るようですね。

 そんなわけで森崎&&木場がデパートでうろついていると、明らかにやばいオーラを纏っているがりがりな男を発見。とりあえず補導しようとしたところ、男の目が光ります!(PCには最後まで知らせませんでしたが、『狂気』の妖術です)抵抗に失敗した森崎が「大地に感謝をささげる(土下座で)」「巫女服は正義」という、わけのわからない強迫観念をつけられます。
 こっそり透明になった上村が後ろから羽交い絞めにしつつ、木場が押さえ込みます。すると、人ごみの中で男が人間変身を解除!正体であるルナティック・ヘア(狂気の兎さん)になります!この展開にはさすがにびびったのか、森崎が『幻覚』で煙幕を張り、路地裏に逃げました。…煙幕?

 木場がボディーをかますと兎さんは正気に戻りました。コスプレ事件の犯人は確かに彼です。が、事件を起こした間の記憶はありません。また、彼には同族の友人が居るそうです。

 と、いうわけで家の前で待ち伏せです。高間が『人払いの結界』を張り、面子がいろいろなところに隠れて準備はOK。のこのこ帰ってきた太っちょ、ショタを木場がぼこぼこに殴ります。正気に返った二人に、何でもいいから思い出せることは無いか、と訊くと
「そういえば、女の子に声を掛けられて…」
と思い出しました。

 とりあえずコスプレの原因である『狂気』を解かせます。森崎が化けて怪しげな動作を行い、タイミングを合わせて解除。曰く、「催眠術だったんだよ!」「な、何(ry」ということにしたようです。
 喫茶店までつれてくる手段として、氷室は自分の友人を「自分もコスプレするよ!」として恥ずかしさを軽減させ、高間は『魅了』で無理やりチャイナさんを連れてきました。木場の友人は「風邪が治ったよ!」見たいなのりでごまかすそうです。…かっとばしているなぁ。

 で、件の店に行って店員に話を聞くと、確かに女の子が来たそうです。ゴスロリ服を着ていたのに、靴を履いていないという目立ちすぎる格好です。とりあえず、他に服屋が無いか訊いて女の子が尋ねてきそうな場所をリストアップすることにしました。
「ええと、次の人形y…」(GM)
「「「…」」」(一同)
「…服屋はですね」(GM)
…はい、こっちのミスです(泣)。PL達は生暖かい目で「聞かなかったことにしてあげる」と言ってくれました。…ははは、ありがとうな…。

 というわけで、次の店の聞き込みの最中に女の子こと人形の付喪神、キャロルが現れます。高間が『人払いの結界』を張って店内の人間を追い出し、氷室が女の子と話を試みます。
 どうやらこのキャロル、妖怪としての年月は非常に浅くて常識がわかっていません。服と美貌にはかなりのプライドがあるようなのでそこを刺激しないように説得する氷室。GMとしては戦闘したかったのですが、かなり見事に説得したので大人しく引くことにしました。

 切り裂き魔の正体はこのキャロル。服を馬鹿にされたせいで怒って手を出したのです。重傷者は居るものの死人は出てないので更正の余地がある、ということでネットワークに入れて面倒を見ることにしました。
 と、いうわけで結。なお、この日からどこかの蕎麦屋でチャイナウェイトレスが誕生するのですがそれはまた別のお話。


 反省・考察

  • 全体
    • ネタは悪くなかったと思います。一同かなり笑っていましたし。
    • ただ、一部プレイヤーが暇そうにしてましたね。舞台が悪かったか?
  • 事件
    • (能力的な意味での)複数犯はそろそろ自重します。
    • 複数犯だとファンタジーでは何でもありになるんですよね。対策立てられない。
  • こっそり懺悔
    • あとで見たら、『狂気』の運用ルールが微妙に間違っていました。ぐはぁ。
    • 本編では省略しましたが、キャロルが現れたのは夜の9時ごろ。…普通、服屋や装飾品店ってそんな時間まで開いてないよなぁ。

 というところで結。楽しんでくれた?PL。ここまで読んでくれた貴方。ありがとうございました。次回は多分SWだ、というところで筆を置かせて頂きます。

 P.S.SW2、3巻まであるのかよ…