GURPS百鬼夜翔 怪獣小進撃・前編

 こんにちは、6月8日のGMです。普段は百鬼夜翔人狼の小娘をやってるけど、今回はナイトウィザード以外のGMに初挑戦です。

 導入:夏休みが近いある日、カフェユグドラシルのオーナーの娘さんが旅行の話を持ってきます。どうやら懸賞に当たったようです。場所は伊豆諸島にある大戸島(架空の島です)で、期間は3泊4日。
 ただで南の海にいけると言うことで、皆さん喜びますが、雪女のユキさんが一人乗り気ではありません。まあ、時期は夏で場所が南の島だから当然だけど。「私は留守番をするから、何かあったら呼んでね」なんて言ってきました。しかし皆さんの説得で、冷房をガンガンにかけた車で行くなら、ということで(カーフェリーだから車で乗れる)人狼の木場を除く(人狼の里に里帰り)この妖怪ネットワークのメンバーと、人数に空きができたので影女の黒川が誘った前回のヒロイン(?)時子さん、蜘蛛女の高間さんの連れの小野さん、透明人間の上村が勤める探偵事務所の秘書さん、狐妖怪の森崎の仲間であるゴロー(狐)で旅行に行くことになりました。
 もっとも、時子さんとゴロー以外の二人はデータを持たないエキストラ扱いですが。

 カーフェリーではみんな好きに騒いでました。オーナーの娘さんと上村、そして吸血鬼の小野(高間の連れとは別人)は寒い車で少々参っていました。
 大戸島の港に着くと、「ようこそ大戸島へ、カフェユグドラシル様御一行」という旗を持った民宿の人がおり、その人の先導で旅館に向かうPC達。このときなぜか突然、黒川が民宿の人にオーラ感知をかけました。当然普通の人間です。
 島は東西に10km、南北に6km程度の大きさで、島の南側に海水浴場があり、町は北側にあります。とりあえず民宿に荷物を置いたPC達は、午後をどこで過ごそうかと話し合います。事前に買っておいたるるぶで遺跡や歴史的に有名なものが無いか確認する黒川。しかし特にありません。食いしん坊の森崎はどこかで海の幸を食べたいと言い、こともあろうに他のPCの財布を盗もうとします(いくら前日にサタスペをやっていたからって、ねえ?)。しかし失敗。海の幸はあきらめ、みんなで海水浴をすることになりました。
 海はきれいで、他の観光客もいます。しかし、地元の子供は見当たりません。たいしたことではないのでそんなことは気にしないPC達。海水は気温よりも温度が低いのでユキも波に揺られています。誘われてやってきた時子さんは一人で海岸で読書にふけります。夢中で本を読む時子さんの下半身を埋める黒川たち。「…なにするの?」しばらくしてようやく気づく時子さん、掘り起こしてもらいます。森崎とゴローちゃんは自力で海の幸と山の幸を手に入れました。
 夕方になったので民宿に帰るPCたち。夕食では刺身の取り合いが起こります。
 そして夜の部屋割り。このメンバーは男一人(上村)で、あとは全員女性と言う(約2名にとって)ハーレムじみた構成になっているので、結構もめました。3人部屋が4つと言うことだったので、結局
1、小野(足手まとい)、高間、オーナーの娘
2、黒川、時子、秘書
3、ユキ、紅珠、小野(吸血鬼)
4、上村
ということになりました。言うまでも無く、ユキの部屋は冷房が最大でかけてあります。
 夜、黒川にとってはここからが本来の活動時間です。部屋とかそこらへんをぶらつきつつ、歌を考えています。っと、見せかけて皆にいたずらをしていました。そんな風に過ごしていると、誰かが裏口から民宿に駆け込んでくるのを見つけました。しかし、さほど気にせず引き続きいたずらに勤しむ黒川。少々風が強くなってきつつ、夜はふけて生きます。

そろそろ次の授業だから、今回はここまで。