ドキッ! 1年だらけのSW2.0 〜その1〜

こんにちは、部長でござーます。昨日予告したとおり、セッション内容についての簡単な(理由:忘れたから)まとめを、ちょっとした裏話とともに交えていきたいと思います。
 前回書き忘れていたけど、今回のキャンペーンの舞台はリーゼン地方デュボール王国です。ザルツ地方ルキスラ王国からは南東の方角にある国です。


第壱話
 記念すべき第壱話は非常にシンプルなもの。取り合えず所属する冒険者の店の名前を決める。PL達にも意見を聞くと、あろうことか「唯一神」「唯一王」等という意見が。お前ら一般ピープルにそう呼ばれたいのか!?

 結局「龍王の吐息亭」に決定。お次に依頼の内容。近くの村が蛮族に襲われていて助けてほしい、というものだ。前金をもらい、ツルギは馬を借りて出発。

 道中では軽い戦闘のつもりで山賊(Lv2)2体を出してみる。よくある三下ゼリフを吐かせつつ戦闘開始。しかしここで1つ目の誤算が。GMがダイスを振ったらあら不思議、PCの攻撃をことごとく回避するでゴザル。俺ダイス振らなきゃ良かった。

 さらに野営も行わせる。今回SW2.0初心者さんもいたので、ある程度必要と思われることは一通りセッションに組み込んでみた。まあぶっちゃけ今回のセッションはチュートリアルみたいなモン。えぇ、死んだりミスったりしながら覚えろなどと鬼畜なコトは言いません。交代で見張りをし、何事もなく朝に。

 村に着いたら詳しい情報を聞き、蛮族がねぐらにしているという洞窟へ。
 入り口からは三方向に道が分かれており、左は食料庫、右はザコたちの寝室、真ん中はボス部屋・宝物(?)庫へと続いていた。実はいきなりボス部屋へと突入すると寝室のザコたちに後ろを突かれる、ということにしていた。結局PC達は右から入ったからザコが倒されたんだけどね。【バニッシュ】が鬼畜だと思った。

 ザコを倒して入り口に戻ったところで2つ目の誤算。PCの聞き耳の達成値が軒並み低い。再挑戦するもまたもやミス。あきらめたPC達は真ん中の道へ突撃。そしてボス戦へ。

 ボス戦にはゴブリンシスター(剣の欠片×2)1体と、ゴブリンとグレムリンを2体ずつという構成。しかしここでGMの最大のミス。前衛2人に対して3方向にエネミーを配置。おかげでボスが後衛に殴りかかる事態が。新米キラーのボガード様を出さなくて本当に良かった。次回からは気をつけようと、ミストキャッスルの方ではいずれやろうと心に決めた。
 終盤にルキアが気絶するも勝利。ここで最後の誤算が。

    ・・・何でお前ら『アウェイクンポーション』1個も持ってないの!?

 しょうがないので倒したハズのゴブリンシスターに【アウェイクン】を唱えさせる。まあ今回はコイツの(あるいはGMの)【フォース】がムダにクリティカルしたせいもあるし。

 村で奪われていたものを回収し、ついでに左の道へ行き「ヒーリングポーション」などを頂きつつ、第壱話は幕を閉じた。


第弐話
 第弐話のネタを考える際に思ったこと。4人パーティではキツいことも多いからPCを増やしたい。けど単に増やすだけでは面白みに欠ける、と。そこで、『SW2.0リプレイ マージナル・ライダー』のように、先輩冒険者として2年生以上のプレイヤーに参加して頂くことに。
 今回の先輩冒険者はこの2人。

キャラクター名:サギー=カールション(タビット・男・7歳)

 能力値
 器用度 13(+2)  敏捷度 13(+2)
 筋 力 13(+2)  生命力 11(+1)
 知 力 24(+4)  精神力 15(+2)
 技能:フェアリーテイマー5、セージ2、レンジャー2
 戦闘特技:魔法誘導、鷹の目、MP軽減/フェアリーテイマー

 ・オンラインセッションで作成したキャラの上位互換。白紙の本と羽ペンを肌身離さず持ち歩き、冒険譚を書いている。戦闘中でも。
 ※このデータは第参話終了時のものです。


キャラクター名:ジニー(ドワーフ・女・20歳)

 能力値
 器用度 18(+3)  敏捷度  8(+1)
 筋 力 20(+3)  生命力 18(+3)
 知 力 12(+2)  精神力 22(+3)
 技能:ファイター4、エンハンサー2
 戦闘特技:かばう、防具習熟/金属鎧

 ・いわゆる前衛兼壁キャラ。金属鎧と練技【ビートルスキン】で、並みの攻撃ではビクともしない。パーティの構成上、馬をかばうことが多い。


 今回は、お隣のアルフォート王国からの以来。「ティラの樹海」に薬草類の採集場所があるのだが、動物やら植物やらが凶暴化し、取りに行けないため、原因を解明してほしいとのこと。ついでにいうと、デュボール王国内でも薬草類の価格が高騰している状態にもした。この方が事の重要さが伝わりやすいしね。
 さらに薬草類を採ってくれば追加報酬を渡すことにした。ただし、マンチ防止策としてアルフォート王国国有の採集場所とした。メタな事を言えば、勝手に自分の所有品にするなということだ。

 道中野営をはさみつつティラの樹海へ。野営時に何も起きなくてGM舌打ち。まあ樹海内でトラップに引っかかってくれたからいいか。

 植物に不意を突かれそうになりつつも採集場所へ。ここには魔動機械のグルガーンちゃんを配置したが、PC達のHP、MPを考え多少数を減らした。なお、ここのグルガーンちゃんは命中と回避を入れ替えておいた。こっちの命中2、回避4とかいろんな意味で当たる気がしなかったし。

※私が魔動機械に「〜ちゃん」やら「〜たん」を付けるのは趣味です。魔動機械カワイイよ。

 戦闘終了後、大破したグルガーンちゃんをセリフと共にどこかへ逃がす。ぶっちゃけ後を追えって事だったが、すぐについて来てくれた。理解の早いPL達で助かるぜ。

 地下への階段には当然のごとく罠を設置。レーザーポインタのほうは、触れると上から岩が落ちてきてダメージ。3本のロープは地下へ向かうほうは飛び越えた先に落とし穴。地上へ向かうほうはランダムな毒の付いた矢が飛び出す仕掛け。帰りしまにこのトラップでまたもやルキアが気絶したが、今回はジニーが「アウェイクンポーション」を持っていたので事なきを得た。
 ちなみに、弐話、参話ともに誰もやらなかったが、もしも切った場合、地上に近いほうから、爆発、何もなし、MP減少となっていた。誰か切ってくれたら面白かったのに。

 階段を降り切ると、そこには謎の建造物が。ぶっちゃけ遺跡だが。ついでに魔動機械と奇妙な装置も。まあ何だかんだでボス戦の開始となる。

 ボスはダグウィちゃん(剣の欠片×4)1体と、GMお気に入りのクーガたん3体という構成。今回カイが「クリティカルしない敵ばっかだ」的なことを言っていたが、まあ遺跡だから諦めてくれ。対策としてフレイルみたいな打撃系武器を持っておくのも手ではあったのだが・・・
 ボス戦はジニーが大活躍。クーガたんを始めとする俺の可愛い魔動機械たちをピッタリ賞で破壊していく。おかしい、ジニーの中の人は1点残しに定評があるはずなのに。コイツはオーガか何かが化けているに違いない!!と思った。

 戦闘終了後、奇妙な装置を調べる。そこには魔動機文明語で「怪電波発生装置」と。どう見てもコイツが原因です、本当にありがとうございました。早速この装置の電源を落とす。ついでに文字なのか絵なのか良くわからないものが描かれている紙切れをゲット。
 ちなみに、何であんな単純な名前にしたかというと、単にひねった名前が浮かばなかtt・・・原因はコレだと手っ取り早くPLに教えるためだ。

 先述した通り、帰りにルキアが気絶したが、それ以外は特に何事もなく「龍王の吐息亭」へと帰還。マスターに謎の紙切れを渡しつつ、一息ついたらあの遺跡に入ってみよう、と算段を立てつつ第弐話は終了。


 長くなってしまったので第参話についてはまた今度。質問・意見・要望などがございましたら、コメントに書いたり、直接申し付けたりして下さい。

P.S.
 最近エルク(ミストキャッスルソロプレイの自キャラ。13レベル)とかモンスとかモンスとかモンスのデータばかり見てるから、感覚がおかしくなりつつある自分がいる・・・